災害対応の事例 ②
2017年7月5日 九州北部豪雨が発生
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5日15時頃
九州北部豪雨が発生
福岡県朝倉市で1 時間に129.5mmの雨量(観測史上1 位)を記録する豪雨が発生しました。
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九州北部で大きな被害が発生
豪雨による山間部からの濁流が大きな被害を生み、九州北部の物流業務を受けている大きな拠点が、機能麻痺する状況となりました。
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5日17時頃
短時間で大きな被害が発生
常日頃の危機管理体制が構築されており、独自の全国ネットワークから危機を察知し、帰宅途中で被害が拡大することを考慮し、倉庫建物に留まる指示を出すことで、けが人や被害者を出すことなく対応することができました。
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6日9時
迅速な対策本部の設置と稼働
画像翌日早朝には東京本部に緊急対策本部を設置し、危機管理マニュアルに従い安否確認、被害状況の把握、出荷体制の確保復旧を開始しました。
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業務受託先の被害状況
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危機管理マニュアルに基づいた対策本部機能
人命保護を第一に、社会インフラとしての物流、お客様の業務を滞らせない物流を実現するべく、危機管理マニュアルに基づき機能復旧に全力を投じました。
危機管理マニュアル
・独自のネットワークを駆使した、早く正確な情報の収集。
・その情報を基にした、優先順位が明確な対応手順。
・人命の保護と機能復旧を最優先とした独自のマニュアル。 -
対策本部への機能集中による現地の早期復旧
商品の汚損や被害が無かったこと、場内に被害が無かったこと、インフラや交通網が大きく被災し物流が滞っていたことなどを考慮し、一時的に出荷作業より復旧作業を優先し、早い立て直しを判断し実行しました。
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7月7日
物流現場の復旧
汚泥により車が入れない状況を第一に復旧し、商品の入出荷の回復を最優先に対応することにより、翌々日には通常の出荷体制を取ることができました。
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対策本部機能と独自の通信ネットワークによる現場とのリアルタイムの状況把握と連動
独自の通信ネットワークによるWEB カメラなどによって、災害の状況や復旧の状況がリアルタイムで確認でき、的確な指示とフィードバックが可能となりました。これも早い現場回復のためには非常に重要なツールとなりました。
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NEXT STEP
・業務エリアの分散によるリスク回避。
・危機管理マニュアルの更新による、大規模災害対応の体系化。
・災害救済ベンダーの導入。