災害対応の事例 ③
2018 年6 月18 日 大阪府北部を震源とする地震が発生
-
7時58分
大阪北部地震が発生
大阪府北部を震源とする地震があり、大阪市北区や同府高槻市など住宅密集地での震災が発生しました。
-
住宅密集地で大きな被害が発生
住宅密集地を震源とする大きな地震は都市機能を麻痺させ、想像以上の被害をもたらしました。
-
迅速な対策本部の設置と稼働
当日には東京本部に緊急対策本部を設置し、危機管理マニュアルに従い安否確認、被害状況の把握、出荷体制の確保復旧を開始しました。
-
業務受託先の被害状況
-
危機管理マニュアルに基づいた対策本部機能
翌日早朝には東京本部に緊急対策本部を設置し、危機管理マニュアルに従い安否確認、被害状況の把握、出荷体制の確保復旧を開始しました。
危機管理マニュアル
・独自のネットワークを駆使した、早く正確な情報の収集。
・その情報を基にした、優先順位が明確な対応手順。
・人命の保護と機能復旧を最優先とした独自のマニュアル。 -
危機管理マニュアルに基づいた対策本部機能
人命保護を第一に、社会インフラとしての物流、お客様の業務を滞らせない物流を実現するべく、危機管理マニュアルに基づき機能復旧に全力を投じました。
危機管理マニュアル
・独自のネットワークを駆使した、早く正確な情報の収集。
・その情報を基にした、優先順位が明確な対応手順。
・人命の保護と機能復旧を最優先とした独自のマニュアル。 -
対策本部への機能集中による現地の早期復旧
庫内の被害が大きかったことや、エレベータ等の設備に被害があり商品搬送に障害がある状況がいち早く判明したため、一時的に出荷作業を中止して庫内復旧作業を優先し、早い立て直しを判断し実行しました。
-
6月19日
物流現場の復旧
庫内復旧を最優先にしたため、甚大な被害を受けながらも僅か1 日で庫内の整理が終了し、2日後には通常作業及び出荷の体制を組むことができました。
-
-
6月20日
対策本部機能と独自の通信ネットワークによる現場とのリアルタイムの状況把握と連動
独自の通信ネットワークによるWEB カメラなどによって、災害の状況や復旧の状況がリアルタイムで確認でき、的確な指示とフィードバックが可能となりました。これも早い現場回復のためには非常に重要なツールとなりました。
-
NEXT STEP
メーカーからの商品供給も滞りがちな状況で、近隣の物流拠点の在庫を使用することで店舗への商品供給を行うことができ、社会インフラとしての機能を発揮しました。なおかつ全国の物流網を駆使し、被害を受けていない物流から配送ルートを確保してボンベやゴミ袋などの緊急物資の供給をいち早くスタートすることができました。このような活動を行うことにより、単なる商品供給の物流業としてだけではなく、緊急時の社会インフラとしての位置づけを確立していけると考えています。